== イライラの原因 ==
突然ですが、インナーチャイルドってご存じですか?
直訳すると、「自分の中の子どもの自分」という意味ですが、
これは幼い頃に傷ついた感情の記憶を擬人化したものです。
そしてこのインナーチャイルドが、実は子育て中のイライラの原因になっていたり、
夫婦関係の問題、その他不本意な現実の本当の原因でもあるのです。
たとえば、
子どもが云うことをきかなくてイライラすることってないですか?
このイライラ・・云うこときかないことが問題なのではないのです。
お子さんは自分の都合で親の云うことをきかないだけで、
あなたはあなたの都合でイライラしているんです。
意味わかりますか?
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、
お子さんが同じ行動をしても、イライラする人とイライラしない人がいます。
ではなぜイライラするのかというと・・、
あなたの中に存在しているインナーチャイルドが、お子さんの反応で刺激されるからイライラするのです。
もしかしたら、あなたはちゃんとやらなければならない(ちゃんとやらせなければならない)と思っていませんか?
時間通りに○○を済ませなければならない
片付けなければならない
仕事も子育ても両立しなければならない・・など、
幼い頃からそのように育てられてきたので、
それが当たり前になっていませんか?
他にも、
旦那さんが家事を手伝ってくれない。
旦那さんにも手がかかる。
お子さんや家族の誰かが病気を抱えているなどで、
1人で大変なことを抱えていませんか?
一見、相手の問題のように見えるこれらも、
実はあなたの中のインナーチャイルドが引き寄せている現実でもあるのです。
== どうしたら自分のインナーチャイルドに気付けるの? ==
インナーチャイルドは、自分の存在に気付いて欲しいと思いっています。
そのため、あなたの感情が揺れるような現実を引き寄せてアピールしています。
なので、感情が揺れる時には、その感情を深ぼっていくとインナーチャイルドの存在に気付くことができます。
もし、不本意な現実に悩んだり苦しんだりしているのだとしたら、
目の前の人や環境、現れてくる現実を何とかしようとするのではなく、
それらを引き寄せているインナーチャイルドを知って癒せば良いのです。
インナーチャイルドが癒されれば現実が変わります。
ダメンズだった旦那さんが優しくなったり、
自分ばかりが大変な思いをしていた現実から、協力が得られたり
人とフェアな信頼関係が築けたりします。
不本意な現実を引き寄せなくなります。
色々なことが気にならなくなり、生きることがとても楽になります。
== どんなインナーチャイルドが存在するの? ==
インナーチャイルドは大きく分けて5つのタイプがあります。
1.恥と卑下のチャイルド
(自分は何か欠陥があり恥ずべき存在という思い込み、無価値観に関連)
2.見捨てられ不安チャイルド
(大切な人との愛や絆が失われるだろう思い込み、条件付けの愛に関連)
3.いじめられ不信チャイルド
(自分はバカにされたりいじめられたり理不尽な目に遭うだろうという思い込み、被害者意識に関連)
4.失敗予測のチャイルド
(自分で考えてやってことは失敗するだろうという思い込み、失敗に関連)
5.罰と罪悪感のチャイルド
(失敗したり誤りを犯したら罰を受けなければならないという思い込み、正義感に関連)
生い立ち過程のどのようなことでインナーチャイルドを抱えるに至ったのかを知って、
インナーチャイルドを癒すことが本当の自分を生きることに繋がります。